バンコクのプロンポンエリアで運動できる公園を探していると、「ベンジャシリ公園ってランニングできるの?」「エアロビみたいなイベントをやっていると聞いたけど本当?」と気になる人は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ベンジャシリ公園は1周が短めで走りやすいランニングコースを備え、夕方には無料で参加できるエアロビクスの時間も設けられている、運動目的の旅行者や在住者に人気の都市公園です。
とはいえ、コースの距離や混雑する時間帯、駐車場の有無、最寄り駅からの具体的な行き方まで把握しておかないと、せっかく訪れても戸惑ってしまうこともあります。
今回は、ベンジャシリ公園のランニングコースやエアロビイベントの内容、BTS・MRTでの行き方、駐車場情報、現地で役立つポイントまで詳しく紹介します。
ベンジャシリ公園とは?プロンポンにある都会のオアシス
ベンジャシリ公園(สวนเบญจสิริ)は、シリキット王妃(現王太后)の還暦を記念して1992年に開園した、バンコクを代表する都市型公園です。「ベンジャシリ」はタイ語で「縁起の良いもの」を意味し、園内には王妃の姿をモチーフにした記念碑や現代彫刻が点在しています。
敷地面積は約4.7〜4.8ヘクタールで、東京ドームとほぼ同じ広さです。高層ビルが立ち並ぶスクンビット通り沿いにありながら、大きな池と芝生、緑の多い園路が広がっており、ジョギングやウォーキング、太極拳、フィットネスを楽しむ地元の人々の姿が絶えません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | ベンチャシリ公園(Benchasiri Park) |
| 開園 | 1992年8月5日 |
| 広さ | 約4.7〜4.8ヘクタール |
| 開園時間 | 5:00〜21:00(早朝から夜まで開放) |
| 入園料 | 無料 |
| 所在地 | Khlong Toei, Bangkok(スクンビット通り沿い、エンポリアム隣) |
営業時間や施設の運用状況は変更される場合があるため、訪問前にバンコク都庁(BMA)の発表や現地の掲示で最新情報を確認しておくと安心です。
ベンジャシリ公園への行き方とアクセス方法
ベンジャシリ公園はスクンビット通りに面しており、公共交通機関からのアクセスが非常に良い立地にあります。移動手段ごとの特徴を比較しながら、自分に合ったルートを選びましょう。
| 行き方 | 所要時間の目安 | メリット | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| BTSプロンポン駅 | 駅から徒歩約1分 | 公園入口が駅出口の目の前 | ほぼすべての旅行者 |
| MRTスクンビット駅 | 駅から徒歩約15〜20分 | MRT沿線から乗り換えなしで来やすい | MRT沿線に滞在している人 |
| Grab(配車アプリ) | 渋滞状況により変動 | 荷物が多くても移動が楽 | 荷物が多い人・暑さを避けたい人 |
| タクシー | 渋滞状況により変動 | 台数が多く拾いやすい | 深夜・早朝に移動する人 |
BTSプロンポン駅からのアクセス
もっとも分かりやすいのがBTSスクンビットラインのプロンポン駅を利用する方法です。6番出口を出るとすぐに公園の入口があり、迷う心配はほとんどありません。駅に直結する形で高級デパートのエンポリアムが隣接しているため、買い物や食事と組み合わせて訪れる人も多いスポットです。
MRTスクンビット駅からのアクセス
地下鉄(MRT)を利用する場合は、アソーク駅と連結しているスクンビット駅が最寄りです。ただしベンジャシリ公園までは徒歩で15〜20分ほどかかるため、MRT利用者はアソーク駅からBTSに乗り換えて一駅先のプロンポン駅を目指すほうが効率的です。乗り換えの手間はありますが、暑い時間帯の徒歩移動を避けられます。
Grab・タクシーでのアクセス
大きな荷物がある場合や、早朝・夜間に移動したい場合はGrabやタクシーが便利です。スクンビット通りは常に交通量が多いため、公園の正面入口ではなく、渋滞の少ない裏通り(ソイ・エンポリアム側)を配車先に指定すると、ドライバーと合流しやすくなります。
ベンジャシリ公園のランニングコースを徹底解説
ベンジャシリ公園の魅力のひとつが、公園を取り囲むように整備されたランニングコースです。コンパクトな公園ながら、初心者からランニング愛好者まで幅広く利用されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コース1周の距離 | 約600m前後 |
| 路面 | 舗装された園路 |
| コースの形状 | 公園の外周をぐるりと囲む周回コース |
| おすすめの時間帯 | 早朝5〜7時ごろ、または夕方17時以降 |
| 照明 | 夜間も園路に照明があり走りやすい |
コースは1周600m前後と、バンコクにある他の公園と比べるとコンパクトです。そのぶん短時間で気軽に体を動かせるため、旅行の合間や仕事帰りに数周だけ走りたいという人にも向いています。外周部分がランニング向けに整備されている一方、園内中央の歩道は散歩や写真撮影を楽しむ人が多いので、本格的に走りたい場合は外周コースを使うのがおすすめです。
日中は気温が高くなりやすいため、早朝もしくは日が傾く夕方以降の時間帯にランナーが集まりやすい傾向があります。特に夕方は仕事帰りの地元の人たちで賑わい、活気のある雰囲気の中で走れるのも魅力のひとつです。
ベンジャシリ公園のエアロビイベントを調査
ベンジャシリ公園でもうひとつ注目したいのが、夕方に行われる無料のエアロビクスです。地元の利用者を対象にした活動ですが、旅行者が飛び入りで参加することも可能で、タイならではの公園文化を体験できる貴重な機会になっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催時間 | 毎日18時ごろから約45分間 |
| 参加費 | 無料 |
| 場所 | 公園内の広場スペース |
| 内容 | インストラクターの動きに合わせて踊るダンス形式のエアロビクス |
| 参加方法 | 予約不要・見学だけでも可 |
通常のエアロビクスは毎日18時前後から約45分間行われており、音楽に合わせてインストラクターが前に立ち、参加者がその動きに合わせて体を動かすスタイルです。予約は不要で、通りすがりに輪の中へ入って参加する人も少なくありません。運動着でなくても軽装であれば問題なく参加できる雰囲気があります。
時期によっては、バンコク都庁と近隣の商業施設が連携した大型のダンスイベントが開催されることもあります。過去には水・木・金曜の18時〜19時、19時〜20時の2部制で、より大規模な音楽イベント形式のダンスプログラムが期間限定で実施された例もありました。こうした特別企画は開催期間や時間が都度変わるため、訪問前に公園内の掲示やバンコク都庁・近隣商業施設の公式SNSで最新のスケジュールを確認しておくと安心です。
初めて参加する場合は、輪の外側から動きを見ながら少しずつついていくとハードルが低くなります。水分補給用の飲み物を持参しておくと、蒸し暑い気候でも快適に楽しめるでしょう。
駐車場・最寄り駅とアクセスの注意点
車での来園を検討している人向けに、駐車場と最寄り駅の情報を整理します。
駐車場について
公園内には車やバイク向けの駐車スペースが設けられていますが、公式な駐車台数や料金は公開されておらず、収容台数はそれほど多くありません。スクンビット通り沿いという都心の一等地にあるため、時間帯によっては満車になっていることもあります。
車で訪れる場合は、隣接するショッピングモール「エンポリアム」や向かいの「エンポリアムスイート」の駐車場を利用し、そこから徒歩で公園に向かう方法も検討しておくと安心です。土日や夕方の混雑時間帯は特に駐車スペースが埋まりやすいため、公共交通機関を優先するのがおすすめです。
最寄り駅の使い分け
最寄り駅は先述のとおりBTSプロンポン駅が圧倒的に便利です。MRTを利用する場合はスクンビット駅からの徒歩移動がやや長くなるため、アソーク駅でBTSに乗り換えるルートを選ぶと移動の負担を減らせます。初めてバンコクを訪れる人は、公園を目指す際に「BTSプロンポン駅6番出口」とだけ覚えておけば迷うことはないでしょう。
知って得する現地情報
ベンジャシリ公園を快適に利用するために、現地で役立つ実用情報をまとめました。
トイレ・売店
園内にはトイレと売店が設置されており、飲み物やちょっとした軽食を現地で調達できます。長時間の運動や散策でも、水分補給に困ることはほとんどありません。
Wi-Fi・暑さ対策
無料Wi-Fiのスポットは限定的なため、地図アプリなどを使う場合はあらかじめモバイル通信の準備をしておくと安心です。日中は日差しが強いため、帽子やサングラス、こまめな水分補給を心がけましょう。木陰やベンチも点在しているので、休憩ポイントとして活用できます。
荷物・貴重品の管理
専用のロッカーはないため、貴重品は身につけて運動するか、最小限の荷物で訪れるのが無難です。特に夕方の混雑時間帯は人通りが多くなるため、荷物の管理には気を配っておきましょう。
ATM・両替
公園内にATMは設置されていませんが、隣接するエンポリアムやBTSプロンポン駅周辺には銀行のATMや両替所が複数あります。現金が必要になった場合は、公園を出てすぐの場所で対応できるので大きな心配は不要です。
Grab乗り場
公園帰りにGrabを利用する場合、スクンビット通り沿いの正面入口は交通量が多く停車しづらいことがあります。裏通りにあたるソイ・エンポリアム側の出入り口を配車場所に指定すると、ドライバーと合流しやすく待ち時間も短縮できます。特に夕方から夜にかけては配車依頼が集中しやすいため、利用者が多い時間帯は少し余裕を持って手配すると安心です。
治安・注意点
公園は住宅街やオフィスビルに囲まれた明るい立地で、夜間も照明が確保されているため比較的安全に利用できるエリアです。とはいえ、他の観光地と同様に荷物の管理や周囲への注意は必要です。特に人が少なくなる閉園間際の時間帯はひとりでの行動を避け、複数人で行動することをおすすめします。
ベンジャシリ公園とベンジャキティ公園の違い
スクンビットエリアで運動できる公園として、ベンジャシリ公園とあわせて名前が挙がるのが「ベンジャキティ公園」です。同じ「ベンジャ」から始まる名前で混同されやすいため、違いを整理しておきましょう。
| 項目 | ベンジャシリ公園 | ベンジャキティ公園 |
|---|---|---|
| 最寄り駅 | BTSプロンポン駅 | MRTクイーンシリキット・ナショナルコンベンションセンター駅 |
| 広さ | 約4.7〜4.8ヘクタール | ベンジャシリ公園より広く、森林公園エリアも含む |
| コース1周の距離 | 約600m前後 | 約1.8km(池周回)・約2.8km(森林公園コース) |
| 特徴 | コンパクトでエアロビクスなど地域活動が盛ん | サイクリングコースやスワンボートなど設備が充実 |
短時間でサクッと体を動かしたい人や、夕方のエアロビクスを目的にするならベンジャシリ公園が向いています。一方で、長い距離をじっくり走りたい人や自転車も楽しみたい人は、隣接するベンジャキティ公園まで足を延ばすのもひとつの方法です。二つの公園は徒歩や電車で移動できる距離にあるため、時間に余裕があれば両方を組み合わせて訪れるのもおすすめです。
効率よく楽しむモデルコース
ランニングとエアロビクスの両方を体験したい場合は、時間の流れを意識してプランを組むと効率的です。
17:00 BTSプロンポン駅到着・公園入口へ
17:10 外周コースをランニング(3〜5周程度)
17:40 池のほとりで休憩・水分補給
18:00 エアロビクスに参加
18:45 クールダウンをかねて園内を散策
19:00 隣接するエンポリアムで食事・帰路へ
このように運動と休憩を組み合わせることで、暑さの厳しい時間帯を避けながら、無理なくランニングとエアロビクスの両方を楽しめます。旅行中の限られた時間でも体を動かしたい人には特におすすめの流れです。
こんな人におすすめ
| タイプ | おすすめ度 | 理由 |
|---|---|---|
| ランニング習慣がある人 | ★★★★★ | 駅直結でアクセスしやすく、短い周回コースで気軽に走れる |
| 初めてタイを訪れる人 | ★★★★☆ | BTS駅から徒歩1分と迷いにくいが、混雑時間帯は人が多い |
| 子連れの旅行者 | ★★★☆☆ | 芝生や遊具はあるが、専用の子供向け設備は限定的 |
| 現地の雰囲気を体験したい人 | ★★★★★ | 無料のエアロビクスに参加でき、地元の人との交流もできる |
ランニング習慣がある人や、タイならではの公園文化を体験したい人には特におすすめできるスポットです。一方で、子連れで長時間過ごす場合は、隣接するエンポリアムの施設と組み合わせて利用すると快適に過ごせます。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、ベンジャシリ公園のランニングコースやエアロビイベント、BTS・MRTでの行き方、駐車場情報、現地で役立つポイントまで詳しく紹介しました。
公園はBTSプロンポン駅6番出口を出てすぐという抜群の立地にあり、1周600m前後のコンパクトなランニングコースと、毎日18時ごろから行われる無料のエアロビクスが大きな魅力です。車での訪問は駐車スペースが限られるため、公共交通機関を優先し、混雑しやすい夕方は早めの行動を心がけると安心です。
運動目的はもちろん、タイの人々の日常に触れられる公園として、旅行の合間にぜひベンジャシリ公園を訪れてみてください。